債務整理

奨学金が返せない場合は親に迷惑をかけることになる?

奨学金が返せない場合は親に迷惑をかけることになる?

専門学校や大学等への進学率の高まりとともに、奨学金を借りているという方も多くなっています。

そして、奨学金を借りる際には、機関保証を除けば、家族や知り合いなどが保証人となっていることが通常です。

このような場合に、奨学金の返済が滞ってしまうとどうなってしまうのでしょうか。

奨学金を借りている方にとっては、どなたであってもこのような事態になってしまうことが考えられます。

そこでここでは奨学金が返せないという場合に、どのような結果を招いてしまうか説明します。

1.自己破産することによるデメリット

(1) ブラックリストに載る

ご存知の方も多いかと思いますが、自己破産するとブラックリストに載ります。期間はおおよそ7~10年ほどです。

ブラックリストに載ることにより、新たな借り入れや保証人になることなどができなくなります。

そのためこの期間中は、基本的に現金で生活することとなります。

(2) 制限される職業がある

破産手続き中、働くことが出来ない職業があります。

よくある例ですと、保険の営業や警備員といった職業です。

このような職業に就いている方ですと、破産手続き中、収入がなくなることとなるので、破産手続きをすることはあまりお勧めできません。

(3) 没収される財産(資産)がある

20万円を超える価値があるものは資産として認められ、没収される可能性があります。

そのため、査定によりますが、お持ちの車が没収されることもありえます。

(4) 保証人が返済を迫られる

実務上、奨学金を含めてお金を借りる場合には、ここでいう保証人とは連帯保証人のことを指します。

連帯保証人は、事実上、主債務者(お金を借りた人)と同じ立場にあるため、債権者から返済を迫られる立場にあります。

2.奨学金を借りている場合

では、まだ返し終わっていない奨学金がある場合には、具体的にどのようなデメリットがあるのでしょうか。

さきほど述べたように、奨学金を借りる場合、親などが(連帯)保証人になっています。

そうすると、主債務者が破産するとなると、保証人に残りの奨学金を支払うよう請求が行くこととなります。

保証人としては、「自分が借りたものではないのに…」と思うかもしれませんが、保証人は主債務者とほぼ同じ立場にあるので、この請求を拒むことが出来ません。

保証人に請求がある場合、基本的に、残っている奨学金を一括で返済するよう言われます。

そして、保証人がこれを支払えないとなると、保証人も主債務者と同様に自己破産するしかない、という状態になります。

このような意味で、奨学金を借りている場合に自己破産することになると、親などに迷惑をかけることとなります。

3.自己破産以外の対処法

このような事態とならないために、いくつかの対処法があります。

(1) 機関保証を利用する

事前の対策として、機関保証を利用するという方法があります。

この場合であれば、主債務者が破産したとしても、残っている奨学金を返済するのは保証会社ということとなるので、保証人に迷惑をかけることにはなりません。

(2) 任意整理を検討する

これは、あくまで奨学金以外に借金がある場合になります。

たとえば、奨学金の返済に加えて、A社及びB社への返済がある場合に、A社及びB社への返済額を抑えられれば奨学金については問題なく返済できるとします。

この場合に、A社及びB社との関係で任意整理を行うことで、毎月の返済額を抑えられます。

これにより、奨学金を滞りなく返済できれば、破産することもないので、保証人に迷惑をかけることもありません。

(3) 奨学金の猶予制度を利用する

一定の基準を満たす場合には、奨学金の猶予制度があります。

具体的には、給与所得者の場合ですと、年間収入金額が300万円以下であれば、この基準を満たすこととなります。

猶予期間は、1年ごとに申請が必要となりますが、通算で10年まで猶予を受けることが出来ます。

(4) 奨学金の減額返済制度を利用する

減額返済制度は、返済の合計金額が減るわけではないのですが、毎月の返済を抑えることができるものです。

この制度は、所得証明書等の年間収入金額325万円以下であれば利用することが出来ます。

(5) 奨学金の免除制度を利用する

免除制度を利用できる場合は限られています。

具体的には、在学中にとくに優れた業績をあげたときや、心身の障害により労働能力を喪失したときなどです。

4.借金問題は泉総合法律事務所へご相談下さい

泉総合法律事務所では、奨学金の返済が滞っている、今後返すだけの経済的余裕がないという方についての解決実績が多数あります。

ここまで述べてきたとおり、奨学金を借りている状態で自己破産する場合、保証人に迷惑をかける可能性が高いと言えます。

泉総合法律事務所では、多数の解決実績から、どのような方法をとることが最適な解決かという判断を行い、分かりやすくご説明いたします。

借金問題に関するご相談は、無料で行っております。

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