交通事故 [事例11]
損保会社の当初提示額の2倍以上の金額で示談解決となった事例
20代男性
主な症状 | 損害賠償金 |
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左下肢打撲、腰椎圧迫骨折等 | 400万円→1000万円に増額 |
背景
Aさんが乗車していたタクシーが中央分離帯に衝突し、Aさんが腰椎圧迫骨折などのケガを負いました。
Aさんは、後遺障害11級認定され、相手保険会社から損害賠償額の提示がありましたが、弁護士に依頼することで金額が上がる余地があるのか知りたいとのことでご相談に来所されました。
対応
受任時にすでに後遺障害11級を獲得されており、異議申し立てはせず、ご依頼いただいたのは金額の交渉のみでした。
主な争点は傷害慰謝料・後遺障害慰謝料・逸失利益の金額でした。
傷害慰謝料は赤本基準の満額(ただし、実通院期間に比べ実通院日数が極端に少なかったため、3.5倍計算)、後遺傷害慰謝料は赤本基準の9割で合意しました。
もっとも争いになったのが逸失利益で、特に労働能力喪失期間を何年とみるかについては、当方の主張と相手方の主張とに大きな開きがありました。
最終的に、労働能力喪失率は11級の20%、労働能力喪失期間は17年程度で計算することで合意しました。
結果
弁護士介入前の提示金額の2倍以上の金額で示談が成立しました。
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